2021/08/31

ラグビー留学ができる2つの国を高校生向けに紹介!ラグビー大国での留学とは

2019年に行われたラグビーワールドカップの影響で、ラグビーに興味を持ち始めた学生も多いのではないでしょうか?

 

2021年の東京オリンピックでも「7人制ラグビー」が行われ、フィジーが優勝を成し遂げました。

 

この数年で日本でもラグビーは注目を浴び始めましたが、実は、ラグビーが「国技」であるほどラグビーが盛んな国もあるのです。

 

  • 「ラグビー留学をしたいけど、どこの国が自分に合ってるのかな?」
  • 「ラグビー留学をする場合、費用はどれくらいかかるの?」

 

実際にラグビー留学を検討している方は、上記のように疑問を持っている人も多いでしょう。

 

本記事では、ラグビー留学におすすめの国や、海外でのラグビー留学はどんな感じなのかを解説していきます。

 

ラグビー留学ができる2つの国

ラグビー留学ができる国は、世界でも数少ないのが現状です。

 

イギリスはラグビー発祥の地として有名ですが、ラグビー留学の環境としては、あまり充実していません。

実際にラグビー留学を検討する際、おすすめの国は以下の2つです。
  • フィジー
  • ニュージーランド

単にラグビー留学が可能なだけでなく、留学自体の費用も比較的に安いのが共通点です。

フィジー

フィジーはオセアニア州に属し、フィジー諸島からなる国家です。

 

2021年に行われた東京オリンピックでは、7人制ラグビーで見事に王者(優勝)となりました。

フィジー人にとってラグビーは国技であり、土日には大勢の人がラグビーをプレー、観戦するほどの人気度です。

学生がラグビーをプレーする環境も整っており、質の高いラグビー留学を経験することができます。

 

以下は、実際にフィジーでラグビー留学を3年間経験した方の声です。

 

 

 

次に紹介するニュージーランドと比べても、「費用を抑えての留学」が可能な点も魅力です。

 

参考記事:フィジーでの高校ラグビー留学の魅力(前編)

参考記事:フィジーでの高校ラグビー留学の魅力(後編)

ニュージーランド

ニュージーランドはオセアニア州にあり、北島・南島の2つの大きな島からなる島国です。

 

ラグビーではオールブラックスが有名で、国内各地にラグビーチームがあるほど、国民にとっては国技となっています。

ニュージーランドの高校ラグビーでは、チームが1st XV(1軍)・2nd XV(2軍)・3rd XV(3軍)と、レベルごとによってチームが分かれます。

 

日本のラグビー部では、1軍のみ公式戦がありますが、ニュージーランド2軍・3軍でもリーグ戦が行われます。

 

また、ニュージーランドでの留学は北米ほど費用が大きくならず、国民性もフレンドリーな国です。

ラグビー留学の特徴【フィジー編】

続いて、2つの国のラグビー留学の特徴について見ていきましょう。

 

それぞれの国で特徴が異なる部分もあるため、「自分はどちらの国でラグビーに挑戦したいか?」をじっくり考えることも大事です。

フィジー・ラグビー留学の特徴
  1. ラグビーの活動に費用がかからない
  2. 特殊なチーム形態
  3. スイッチの切り替えのすごさ
  4. 自由なプレースタイル

フィジーでのラグビー留学では、上記のような特徴があります。なかでも、「費用がかからない」という点は1番のメリットです。

 

1つずつ見ていきましょう。

ラグビーの活動に費用がかからない

驚く人も多いかもしれませんが、フィジーでのラグビー留学であれば、ラグビーをプレーするための費用は1万円程度です。

 

また、試合を行うための遠征費用も基本的に学校や協会が出してくれます。

日本の部活動では遠征に行く際に「バス代・遠征先のご飯代・宿泊代」全てを自分で支払う必要がありますが、フィジーでは一切ありません。

 

練習や試合にかかる費用もなく、監督・コーチへの月謝代もありません。

 ポイント

唯一、お金がかかるのは用具を買う際にかかる費用くらいになります。


また、フィジー留学自体もオーストラリアやニュージーランドと比較して安いため、 「できるだけ費用をおさえてラグビー留学をしたい」という人には最適と言えます。

特殊なチーム形態

フィジーの高校では、同じメンバーで3年間継続して活動することはなく、毎年メンバーが変わります。

 

シーズンの前に結成されるチームへ、「ラグビーをしたい!」という学生が自主参加するのが主流なのです。

 

シーズン中は、そのチームで集まった仲間と一緒に試合や練習を行います。

 

シーズンが終わり、オフシーズンになると、チームは解散します。

スイッチの切り替えのすごさ

フィジーのラグビー部では、日本の部活ほど長時間の練習はしません。

日本のラグビー部・野球部・サッカー部などでは、1日に5時間以上練習をすることも多いですが…

 

フィジーでは、平均して1日2時間程度で練習は終わります。

 

たとえ練習の終わり方が悪かったとしても、2時間程度で必ず練習が終了する環境です。

 

このようなところも、日本の文化とは大きく異なる点の1つでしょう。

自由なプレースタイル

フィジーでは、自由にラグビーをすることが求められ、ミスをしても怒られることはありません。

日本では、1つ1つのシーンで指導者が細かく指示が出され、自由にプレーすることはなかなか難しいでしょう。

 

実際に、 「もっとこういう風にプレーしたいのに…」と頭を悩ます学生も多いはずです。

 

フィジーのラグビーでは「型にはまらないラグビー」を大切にしているため、自分が思い描くプレーもしやすい環境があります。

ラグビー留学の特徴【ニュージーランド編】

ニュージーランドでのラグビー留学は、ニュージーランドとまた違う特徴があります。

  • 自分のレベルに合ったチームでプレーできる
  • 指導者との距離感が近い
  • 世界に誇るラグビー強豪校がある

また、ニュージーランドは治安も非常によいため、日本人学生でも安心して留学生活を送れるでしょう。

 

では、1つずつ特徴を見ていきます。

自分のレベルに合ったチームでプレーできる

ニュージーランドの高校ラグビーは、基本的に1軍〜2軍〜3軍とチームが分かれます。

1軍チームだけでなく、2軍〜3軍チームも公式戦が用意されているため、「3年間1度も公式戦に出れなかった..」となることは少ないです。

 

ニュージーランドのラグビーは世界的に見てもトップレベルであるため、 たとえ2軍〜3軍でも非常に良い環境でラグビーがプレーできます。

  • 日本ではあまり試合に出れなかったけど、海外でチャレンジしてみたい
  • 日本では良い成績を残せたから、もっとハイレベルな環境で頑張りたい

こんな人は、ニュージーランドでのラグビー留学が最適でしょう。

指導者との距離感

ニュージーランドでは各チームに必ず指導者がつき、選手らが自ら考え、指導者の考えを押し付けるようなことはありません。

日本の部活動では、1人で黙々と練習に励む姿が評価されたりしますが、ニュージーランドでは違います。

 

 

ニュージーランドでは、学生と指導者が深くコミュニケーションを取り、指導者に自己主張をする学生が多いです。

 

ニュージーランドでのラグビー留学をする際は、指導者と英語で積極的に会話をするようにしましょう。

 

また、練習時間は日本と比べて1〜3時間ほど短いです。チームが分かれているため、少人数で効率よく練習をしていくのが主流です。

世界に誇るラグビー強豪校がある

実際に、ニュージーランド国内にて「ラグビー強豪校」として有名なのは以下4つの学校です。

 

なかでもWhanganui Collegiate Schoolは、留学生の割合が10%を超えており、日本人でも馴染みやすいと言えます。

 

ニュージーランドのラグビー強豪校

学校名

都市

Saint Kentigern College

オークランド

Sacred Heart College

オークランド

St Andrew’s College

クライストチャーチ

Whanganui Collegiate School

ワンガヌイ

 

この他にも、ニュージーランドには、ラグビーで有名な高校が多く存在します。

 

自分に合った学校を選び、充実したラグビー生活を送っていきましょう。

海外でのラグビー留学は人としても成長できる

海外でのラグビー留学では、単にラグビーが上達するだけではありません。

ラグビー留学は日本でラグビーをするのとは違い、『人・言語・場所』など、全てが異なります。

 

もちろん苦労することは多いと思いますが、人間として成長できることは間違いありません。

異国でのスポーツ

異国でのスポーツで1番の壁は「言語」です。

 

特に最初のうちは、英語で物事を伝えることに苦労するはずです。

  • 自分はどういう考えでプレーをしたいのか
  • 試合中のかけ声
  • 怪我をしてしまった詳細を伝えるとき
  • ポジションを変更したいとき

たとえば上記のようなことを伝える際も、すべて英語で話す必要があります。

また、言語が違うだけでなく、海外の選手は自己主張が強く、自分の意見をはっきりと言ってきます。

 

それらの意見に対しても、自分の言葉で自分の考えを伝えることが必要になります。

 

母国語ではない「英語」で自己主張をすることは、スポーツ留学ならではの魅力です。

言語が違う環境での集団生活

ラグビーというスポーツは1人では成り立たず、必ず仲間が必要です。

 

その仲間たちとは、単にスポーツを一緒にするだけでなく、日々の学校生活や試合の遠征などでも共に過ごすことになります。

海外では、「自分はこう思うのに…」と、心の中で黙々と思っていては誰も気づいてくれません。

 

自分から意見を言うことで、初めて相手はわかってくれるのです。

 

また、完全に英語オンリーでの集団生活なので、 英語力は圧倒的に伸びていきます。

 

特にラグビーは集団スポーツであるため、普段から仲間とコミュニケーションをとることが欠かせないでしょう。

まとめ:ラグビー留学ならフィジーへ!

「海外でラグビーに挑戦したい!」という人にとって、フィジーでのラグビー留学はハードルが低いと言えます。

 

ラグビーをプレーするのにかかる費用は、道具代の1万円程度です。

また、フィジーでは、日本人がラグビーをプレーすること自体が珍しいと思われています。

 

このため、日本人がボールを持つだけで盛り上がるという点もあります。

 

  • ラグビーが国技であるフィジーで、ラグビーに挑戦してみたい
  • なるべく費用を抑えてラグビー留学をしてみたい

 

こんな方は、ぜひフィジーでラグビー留学に挑戦してみてください!

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