2021/08/30

高校辞めて留学するのは可能!中退してまで留学をする3つのメリット

  • 日本の高校になかなか馴染めない
  • 日本で勉強する意義・モチベーションが見つからない
  • 環境が変わる海外留学に行けば、勉強も生活も今より充実するかも?

 

上記のように考えている高校生もいるのではないでしょうか?

 

結論を言うと、「高校を辞めて留学する」という選択は可能です!

 

最近では、日本の高校が合わないという理由で、高校を辞めて途中から海外留学をする高校生も増えています。

 

しかし高校を辞めて留学するという選択は、誰もができることではありません。

本当に日本の高校を辞めて良いのかは、自分自身、そして両親と、しっかり相談する必要があります。

今回は、高校を辞めて留学するにあたって必ず知っておきべきことや、高校を辞めて留学することのメリット・デメリットを解説します。

 

ぜひこの記事を読みながら、高校を辞めて留学に行く“自分の姿”を想像してみてください。

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高校を辞める前にもう1度考え直そう

高校を辞めて留学するという決断は、今後の人生に大きな影響を与える大事な選択です。

本当に日本の高校を中退して良いのかは、自分自身、そして両親と、しっかり相談する必要があります。

 

留学を検討している高校生は、まずは以下2点を自分に問いかけてみてください。

なぜ留学をしたいのか

「なぜ留学をしたいのか」という留学の目的を、もう1度考え直しましょう。

 

高校を辞めて留学を行きたい!と思うきっかけは人それぞれです。

  • 日本の学校が合わなかったから
  • 日本で学んでいる内容がつまらないから
  • 海外の高校の方が自分に合っていそうだから

しかし上記のような理由は、“留学の目的”とは言えません。

 

あいまいな理由や感情で留学を決めてしまっては、自分が想像するような充実した留学生活を送ることはできないでしょう。

また、高校留学は費用がかなり高いため、誰でも簡単に行けるものではありません。留学の定番の国であるアメリカやオーストラリアは、1年で約500万の留学費用がかかる場合もあります。

まずは「なぜ留学をしたいのか」「留学は自分にとってどんなメリットがあるのか」をじっくり考えてみてください。

 

「留学の目的」をきちんと考えることで、留学への意志や想いを明確になっていきます。


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本当に日本の高校を辞めて良いのか

日本の高校を辞めることは、いわゆる「中退」です。

 

日本の社会では、中退に対する印象があまり良くありません。

 

高校を中退すると最終学歴が中卒になるので、就職できる企業がどうしても限られてしまいます。

1度日本の高校を中退した後に高卒認定をもらうには、留学先の高校で必要な単位数を取り、卒業資格をもらう必要があります。

 

海外の高校で高卒認定をもらうには、日本で高卒認定をもらう以上に努力が必要でしょう。

 

そのため、もう1度 「本当に高校を辞めて良いのか」「自分には留学先で卒業資格を取得する覚悟があるのか」を考えてみてください。

 

高校を辞めて留学をするデメリット

高校を辞めて留学するという選択は、きちんとデメリットを理解した上で、慎重に決断する必要があります。

 

高校を辞めて留学をするデメリットは以下の通りです。

  • 日本の高等教育が受けられなくなる
  • 環境がいきなり大きく変わる
  • 友人・家族と離れ離れになる

それでは1つずつ見ていきましょう。

日本の高等教育が受けられなくなる

日本国内にいると、日本の高等教育が優れていることになかなか気付きません。

 

実際に海外の高校に行ってみると、日本の数学や理科の教育レベルが高かったことに気付かされるでしょう。

また高等教育では、日本社会で生きていくために必要な語彙力や論理的に説明する力、コミュニケーション力が伸びると言われています。

 

このように、日本の社会で生きていく上で必要な力を身に付けられるのは高等教育です。

 

英語を学ぶことだけを考えると、留学先の方が授業の質や学ぶ環境が良いでしょう。

 

しかし日本の高校の授業は、今の日本に必要だからこそ学ぶ科目として定まっています。

 

もう1度冷静に、日本の高等教育のメリットを考えてみるのも良いでしょう。

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環境がいきなり大きく変わる

日本の高校と海外の高校は、環境がまるで異なります。

日本の高校では生徒が黙って授業を受けることがほとんどですが、海外では生徒が次々と発言して意見を述べるので、とてもぎやかな授業です。

特に、数年は日本の高校に通っていて途中から留学する場合、海外の授業スタイルに慣れるのに時間がかかるかもしれません。

 

留学したからには積極的に授業に参加し、自分の意見を伝えていく必要があります。

 

また他にも、海外の高校には以下のような特徴があります。

海外の高校はこんな感じ!
  • 宿題や提出物の期限、テストの結果に厳しい
  • 授業科目を自分で選択する
  • 授業のメンバーがいつも異なる=クラスメイトがいない

日本で当たり前だった高校生活・授業スタイルとは全く異なるので、馴染むのには苦労をするかもしれません。

このように、学校環境の違いから苦労する可能性があることを理解した上で、留学を検討するようにしてください。

 

【参考記事】:高2から留学はどうなの?一般的な留学方法やタイミングを解説

友人・家族と離れ離れになる

友人や家族と離れ離れになることも、デメリットの1つです。

 

日本の高校を辞めて海外の高校で卒業するためには、短くても1年、長いと2〜3年ほどの年数が必要です。

 

その間は基本的に、日本の家族や友人と会うことは難しいでしょう。

 

時には、日本の友達や家族が楽しそうに過ごしている写真を見かけて、羨ましい気持ちになることもあるかもしれません。

 

高校を辞めて留学に行くという決断をするには、日本の友人や家族と離れても 「留学先で自立して生活していくんだ!学んでいくんだ!」という強い意思が必要です。

高校を辞めて留学するメリット

留学は誰もが挑戦できることではないからこそ、高校を辞めて留学するという選択には大きなメリットもあります。

 

高校を辞めて留学をするメリットは以下の通りです。

  • 英語力が格段に伸びる
  • 帰国子女枠で大学受験が可能になる
  • 人として大きく成長できる

それでは1つずつ見ていきましょう。



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英語力が格段に伸びる

高校生のうちに留学をすれば、英語力は格段に伸びていきます!

日本では大学生の間に留学する人が多いと傾向ですが、高校生の間で留学に行った人の方が英語の上達度が高いと言われています。

やはり語学力の習得は、早いに越したことはありません!

 

高校留学を通して高い英語力を身に付けることで、卒業後の進路の幅も広がります。

 

海外の大学へ進学するという選択もありますし、もっと先には海外の企業へ就職する可能性も出てくるでしょう。

 

英語力が伸びやすい高校生の期間に留学をすれば、将来の選択肢がぐっと広がります。

帰国子女枠で大学受験が可能になる

先ほど高校を辞めるデメリットとして、最終学歴が「中卒」になり就職で不利になることを伝えました。

しかし、高校中退後に留学先できちんと勉強し、高卒認定をもらって卒業できたら話は別です!

 

海外で高卒認定を取得できたら、日本の大学を帰国子女枠で受験できます。

ポイント!

帰国子女枠は一般的な日本の大学試験科目とは異なり、英語のテストに加えて、小論文や面接などで合否が決定します。


また年々、帰国子女枠を設ける大学が増えているので、受験できる大学の幅も広がっています。

 

帰国子女枠の受験の倍率は大学によってさまざまですが、 他の日本の高校生とは別枠で大学を受験できるというのは大きなメリットでしょう。

人として大きく成長できる

高校生での留学は、人として大きく成長できるチャンスです。

 

海外留学では、日本ではできない貴重な体験をすることができます。

  • 現地の高校生や他の国籍の留学生との交流
  • 母国語ではない授業を理解しようと必死に努力した経験
  • 学校外での異文化体験

これらの体験は、自分の人生で良い方向に導いてくれるでしょう。

 

元々のつながりが少ない・頼れる人の少ない留学先で挑戦した経験は、間違いなく今後の人生の糧になります。

 

【参考記事】:留学したい高校生が今するべきこと5選!事前に知るべきことも解説

まずは高校を辞める前に留学エージェントに相談

高校を辞めて留学するという決断は、自分や家族だけの判断で決めるのは難しいものです。

だからこそ、高校を辞めての留学を検討している高校生は、まずは留学エージェントなどの専門家に相談することを強くおすすめします。

最近はネット上の情報が充実していますが、ネットで調べただけでは以下のような情報を得ることはできません。

  • 留学費用や滞在費が具体的にいくらかかるのか
  • 留学中はどんな授業を受けるのか
  • 留学中はどんな生活を送るのか

大切な決断だからこそ、正しく情報を理解した上で高校中退と留学の手続きを進めていく必要があります。

 

安心してミスなく手続きを進めるためにも、必ず エージェントに相談するようにしましょう。


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高校を中退して留学するまでの流れ

では、実際に高校を辞めて留学をすると決めたら、どのような手順で手続きを進めていくのでしょうか?

 

留学するまでの一般的な流れは、以下の通りです。

 

  1. 出願の準備をする
  2. 学校・滞在先を決める
  3. 留学先へ渡航

 

では1つずつ詳しく見ていきましょう!

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出願の準備をする

まずは、各留学機関・エージェントに出願を行います。

 

留学の出願では、以下のものが必要です。

留学の出願で必要なもの!
  • 入学願書
  • 通信簿のコピー、または成績証明書
  • 小論文
  • 受験料(出願費用)の支払い

高校留学では、小論文やエッセイの提出が求められます。

 

小論文の内容課題はさまざまですが、留学への意欲を示すための重要な提出物です。

自分で記入した小論文や提出書類、留学に行くための試験(英語能力テストや適性検査など)を総合的に判断し、入学の合否が下ります。

学校・滞在先を決める

入学の許可が下り、実際に留学に行くことが決定したら、学校と滞在先を決めていきます。

 

各留学エージェントは複数の学校と連携しているので、その中から自分が通いたい学校を選択します。

エージェントによっては、留学できる学校があらかじめ決まっている・または絞られている場合もあります。

 

また通う高校を決めると同時に、滞在先も決定します。

 

 

高校留学では、現地の人の家で「ホームステイ」をして暮らすことが多いですが、「ドミトリー・寮」で生活するパターンもあります。

 

ホームステイでは、朝と夕ご飯、休日の3食が提供され、さらに洗濯などもやってくれることがあります。

 

一方の寮・ドミトリーでは、自炊をはじめとする家事をすべて自分で行うので、自分で工夫しながら生活していく必要があるでしょう。

 

ホームステイとドミトリーにはそれぞれ違った良さがあるので、自分の好みや費用面から判断して決めるようにしてください。

留学先へ渡航

留学先の学校と滞在先が決まったら、いよいよ出発です!

 

出発前は、念入りに準備を進めるようにしましょう。

 

留学を控えた高校生の中には、 「留学先で勉強するから、留学前は勉強しなくてもいいや〜」とダラダラ過ごしてしまう人もいるようです。

しかし、これでは留学でのスタートダッシュができなくなってしまいます。

 

また留学が始まってすぐに、授業のクラス分けテストがある学校もあります。

 

いざ留学が始まってから1日1日をムダに過ごさないためにも、渡航前からしっかりと準備と勉強を進めるようにしてください。

 

最高の準備こそ、最高の留学生活につながります!

まとめ:高校を辞めて留学するならフィジー留学へ

留学できる国はさまざまありますが、なかでも南国の「フィジー」は英語初心者にもやさしく、留学費用が格安な国として有名です。

フィジー留学のポイント
  • 留学費が圧倒的に安い
  • 自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
  • 国民がフレンドリーだから、初心者でも挑戦しやすい
  • フィジー文化を体験できる課外活動が盛りだくさん
  • 島国ならではの遊びや景色を楽しめる

このようにフィジー留学はただ費用が安いだけでなく、英語力を確実に伸ばし、留学生活を楽しめる環境が整っています。

 

ぜひこれを機に、フィジーでの高校留学を検討してみてください。

 

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