2022/04/09
不登校からの留学。費用を国ごとに解説!


このように、留学したいけど費用や現地での留学生活に不安がある不登校の学生は多いのではないでしょうか?
不登校の学生の選択肢の1つである「海外留学」ですが、国や学校選びによって費用は大きく変わります。
また、不登校でつらい時期を過ごした学生は、留学先でも不登校にならないか不安に感じてしまうこともあるでしょう。
よって、その国や学校が自分に合っているかじっくり考えることも大切です。
不登校からの海外留学の費用や国ごとの特徴を詳しく見ていきましょう。
目次
不登校からの留学は費用が1番の壁
学生が海外留学をするためには、高い費用がかかります。
主な費用の内訳は、下記の通りです。
・航空券
・学費
・滞在費
・ビザ申請
・海外保険
特に「学費」「滞在費」が高く、国ごとに学校や物価の比較をすることが重要になります。
また学生の留学は、保護者の金銭的な協力が必要になるため、費用についての話し合いが必要不可欠になるでしょう。
不登校から留学するための費用について、解説していきます。
※参考記事:高校留学を3年間する場合の費用は?6つの国を比較!
最安でも1年で150万円は必要
中学・高校で不登校からの留学をする場合、1年間の留学で少なくとも「約150万円」が必要です。
学費が最も高い場合が多く、1年間で「約80万円〜240万円」ほどかかり、国によって費用は大きく変わります。
また、渡航前にかかるお金の他に、現地での生活費用も国や地域によって全く異なります。
このため、国ごとの留学費用をしっかりと比較し、留学が可能な国と学校を時間をかけて見つけることが大切です。
経済的な理由で留学を諦める人が多い
海外留学を「お金がないから」と諦めてしまう学生は多いです。
主に、下記のような理由があります。
・現地で働いてお金を稼ぐことができない
・金銭面で保護者の協力が必要
社会人留学やワーホリと違い、中学・高校生の留学では現地で働くことができません。
また、留学には高い費用がかかるため、できるだけ早く保護者に相談しておきましょう。
保護者の方と相談しながら、自分に合った留学先を見つけることが大切です。
不登校生の留学!必要な費用を国ごとに解説
中学・高校の留学費用は1年間でおよそ「150〜600万円」です。
学費の他にも、国ごとの物価や現地での生活スタイルによって、滞在するためにかかる費用が変わってくるでしょう。
また、費用が安ければ良いわけではなく、教育レベルや国民性も知っておく必要があります。
不登校からの留学先について、国ごとの費用を見ていきましょう。
アメリカ
1年間の留学費用: 200~600万円 | 授業料:90〜250万円 |
滞在費:180〜240万円 | |
生活費:120〜220万円 |
留学先として人気のアメリカでは、学校のプログラムやステイ先などにおいて、他国よりも幅広い選択肢があるのが特徴です。
地域によっては治安の心配もあるので、現地の雰囲気を詳しく調べておきましょう。
カナダ
1年間の留学費用: 200~450万円 | 授業料:90〜200万円 |
滞在費:120〜180万円 | |
生活費:120〜180万円 |
カナダにはさまざまな国の人が住んでいるため、留学生も多く 過ごしやすい環境です。
英語のアクセントもほぼなく、日本人にとって聞き取りやすい英語です。
オーストラリア
1年間の留学費用: 200~450万円 | 授業料:100〜180万円 |
滞在費:90〜130万円 | |
生活費:120〜240万円 |
オーストラリアは、日本の22倍ほどの国土面積で、都市ごとに雰囲気も異なります。
物価は高いですが、自然と都会のバランスが良く過ごしやすい環境です。
ニュージーランド
1年間の留学費用: 150~500万円 | 授業料:90〜150万円 |
滞在費:90〜140万円 | |
生活費:120〜220万円 |
自然保護の先進国と言われており、羊の数が人より多いです。
食品の安全性も高く治安も良いため、安心して留学できる国です。
イギリス
1年間の留学費用: 150~600万円 | 授業料:180〜300万円 |
滞在費:90〜200万円 | |
生活費:120〜220万円 |
全寮制学校に留学をする場合がほとんどで、他国と比べて学費が高いです。
世界トップクラスの授業を受けられるため、学力を伸ばしたい人におすすめです。
フィジー
1年間の留学費用: 150万円 | 授業料:80万円 |
滞在費:60万円 | |
生活費:18万円 |
南国のフィジーは、美しい自然に囲まれた国でスローライフが過ごせます。
物価が安いため、 留学費用が圧倒的に安いのが特徴です。
できる限り「安い費用」で留学に行くには
学生の留学費用を、できるだけ安くする方法が、下記の2つです。
1. 奨学金を使う
2. 費用の安い国に行く
費用を抑えて現地に長く滞在できれば、卒業資格を現地で取得することもできます。
海外で過ごす時間が長いほど、新しい価値観にふれる機会も増えるでしょう。
実際に、海外留学の費用を抑える方法を見ていきましょう。
奨学金を使う
奨学金とは、留学したい学生のために、国が金銭的な補助をしてくれる制度のことです。
下記のようなサイトがあり、主に日本学生支援機構、地方公共団体などが主催しています。
それぞれに条件が設けられているため、返済方法や金額などを含め、自分に合った奨学金を探すことが大切です。
※参考記事:【必見】高校留学で利用できる奨学金!おすすめ4選
費用の安い国へ行く
物価や学費の安さを重視して、費用がかからない国を選ぶこともできます。
そもそも費用が高い国だと、滞在期間が短くなってしまうことが多いです。
「やっと現地の生活に慣れてきたのに、もう帰国…」なんてことも少なくありません。
現地での生活に慣れるまでの時間も考えて、留学期間を決めるようにしましょう。
不登校からの留学なら、費用が安い「フィジー」が最適
不登校からの留学には、「フィジー留学」がおすすめです。
フィジーには、下記のように不登校の学生にとって過ごしやすい環境が整っています。
・フレンドリーでよく話す現地の人たち
・1年中温暖で美しい自然に囲まれている
・南国でゆったりとした時間が流れている
不登校の学生は、自分の気持ちを上手く相手に伝えられないこともあります。
しかし、留学先でフィジー人の優しさにふれることで、自分らしくいることの大切さに気づけたという不登校の学生も多いです。
フィジー留学の特徴と、実際の日本人留学生の声を紹介していきます。
現地の学生がフレンドリー
フィジーの国民性は、他の国と比べて圧倒的に明るく、話すことが大好きです。
その明るさは「世界1幸福な国」と言われるほどで、人とのコミュニケーションを大切にする文化があります。
日本人は少しシャイな性格な傾向がありますが、現地の人と話しているうちに、「自分の意見を自信をもって相手に伝えられるようになった」という学生も多いです。
また フィジー人は英語を第二言語として話しているため、英語を話す難しさを理解してくれる友人もたくさんできるでしょう。
現地の日本人学生の声
Mayaさん
Mayaさんは、日本で高校1年間を過ごしたあとにフィジー留学に来たそうです。
・日本と違い、学生が積極的に授業を受けている
・建前ではない、相手への心配りに感動した
・発展途上国で過ごして、環境保護に興味を持つようになった
このように、日本と違ったフィジーでの生活だからこそ、自分の新しいやりたいことを見つけられたそうです。
Kotomiさん
中学の頃から海外に興味があり、高校1年生でフィジー留学。
・日本のような堅苦しさがなく、考え方は人それぞれ
・現地の人がフレンドリーで、積極的に話しかけてくれる
・将来は海外で働きたいと思っていて、大学進学が目標
このように、フィジー人の柔軟な考え方に魅力を感じ、フィジー留学後も海外での経験を積みたいと思っているそうです。
まとめ:中学・高校での留学は「一生の財産」となる
学生時代の留学は、これからの人生を大きく変えるきっかけになります。
今は、不登校でつらい時期を過ごしているかもしれません。
しかし、 今いる日本の環境が全てではないことを忘れないでください。
海外留学で新しい環境にチャレンジすることは、人生でかけがえのない経験になります。
不登校を克服して楽しい学生生活を送りたいという方は、海外留学を選択肢の1つとして参考にしてみてください。
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