2021/09/29
不登校で後悔は生まれる?不登校だった過去を悔やむことの例
今不登校になっている人は、以下のような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?
- 将来大人になってからも、不登校だったことを後悔し続けるのだろうか
- 不登校になったけど、これからどうしていけばいいんだろう
- 今後の人生のために、何かできることはあるだろうか
このように、今後の人生に対する不安は尽きないはずです。

つまり、不登校の過去を後悔することなく、乗り越えている人もたくさんいるということです。
そこで今回では、不登校によって後悔することや、将来的に後悔しないためにできることをご紹介します。
これから先、不登校を乗り越えてどのように過ごすべきかを考える際の参考にしてください。
目次
不登校によって後悔を生むかは人それぞれ
まず、現在不登校で悩んでいる人が、第一に知っておいてもらいたいことがあります。
それは、不登校によって後悔を生むかどうかは人それぞれということ。
もちろん不登校経験者のなかには、「もう少し踏ん張って、学校に通ってみてもよかったかも…」と後悔している人もいます。

そのため、不登校をポジティブに捉え直すことができれば、後悔を生むことはありません。
今不登校の皆さんは、ぜひ今から紹介する2点を知っておいてください。
そもそも不登校は悪いことではない
大前提として、不登校は決して悪いことではありません。
辛いこと・嫌なことから離れて、別の場所に移るのは当たり前のことです。

だからこそ「学校が合わないから行かない」という選択は、ごく当たり前なのです。
学校に行かないことで、勉強が遅れたり、進学で不利なったりすることはあるかもしれませんが、学力や進路は後でカバーできます。
まずは「不登校=悪」という考え方が間違っていることを、頭に入れておいてください。
自分にとって最適な選択ができれば問題ない
「不登校になる」という選択も、大きな1つの選択肢です。
- 不登校という選択を選んで苦しんだ過去があるから、今の自分がいる
- 不登校で辛さを乗り越えたことで、自信につながった
上記のように、不登校になって良かったと捉えている人も数多くいます。
そして、不登校を前向きに捉えている人たちは、不登校中も勉強や趣味など“何か”をやっていた人が多い傾向です。
不登校中に打ち込めることを見つけたり、フリースクールや通信制の学校など自分に合った場へ通ったりと、自分に最適なものを見つけています。
将来的に不登校を後悔しないためにも、不登校期間から、今の自分にできることを取り組む姿勢が大切でしょう。
【参考記事】:不登校…その後どうなる?選択肢を中学・高校生向けに紹介
不登校生が後悔することの例
不登校の生徒は、普通に学校へ通う生徒と比べてしまい、後悔してしまうこととも少なくありません。

不登校である今のうちから、将来のためにできることを考えてみましょう。
同級生に親しい友人がいない
不登校の人にとって「親しい友人がいない」という後悔が1番多いようです。
学校に通えば毎日友達と会い、仲良くなりますが、学校に通わなければそれだけ距離が離れてしまうのも事実。

大人になってからも頻繁に関わるような、仲の良い関係になれることもあります。
だからこそ、今周りに大切な友達がいる場合は、その人のことを大切にしてください。

学校行事を楽しめなかった
体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事は、学生時代にしか味わえません。

もし可能であれば、不登校であっても学校行事のときだけ参加するのも1つの手段です。
2度と経験しないことだからこそ、目に焼き付けておくのも良いでしょう。
部活動に参加しなかった
学生ならではの「部活動」に参加しなかったことを後悔する人も多いようです。

また、部活動で懸命に取り組んだことが大人になってからの良い趣味になったり、部活動をやり遂げたことが自信につながったりと、将来への影響と大きいでしょう。
もし部活動に参加しないのであれば、家でできる趣味を探してみたり、スポーツをしてみたりと、何か自分で打ち込めることを探してみてください。
今懸命に取り組んだ経験が、将来に良い影響を与えていきます。
【参考記事】:不登校はどうすれば克服できるのか?5つの解決策と助言を解説
将来的に不登校を後悔する場面
不登校への後悔は、時間が経つにつれて薄くなると言われています。

ここからは、将来的に不登校を後悔する場面について紹介します。
不登校経験者は何を後悔するかを探りながら、今できる対策を考えてみましょう。
過去の経歴を聞かれるとき
「どこの中学・高校だったの?」などと過去の経歴を聞かれると、どうしても答えにくいと感じる人が多いようです。

一方で、どうしても知り合って間もない人から聞かれるときには躊躇してしまいます。
このようなことから、自分の経歴に対してコンプレックスを持ってしまう人も多いようです。
しかし、他の人はそこまで過去の経歴を気にしません。そのときに出会った人たちは、今の自分を見ています。
だからこそ、自分の過去を否定することなく、経歴について重く考えないことが大切です。
受験や就職で学力が足りないとき
不登校生にとって1番困ることは、学校の勉強から遅れを取ることです。
毎日学校に行けば自ずと勉強する習慣がつきますが、不登校になると強制されないので、なかなか勉強が進まないでしょう。

また、就職活動でも選択肢が限られて、でなかなか選考を通過できないケースもあります。
だからこそ、不登校に期間でも学力を上げておくことが非常に大切です。 進学や就職のシーンで、学力がカバーしてくれることが多々あります。
将来のためにも、不登校期間に少しでも学習を進めておきましょう。
「海外留学」は不登校だった過去の後悔を忘れられる
不登校からの復帰する方法は、決して今の学校に戻る、あるいは転校して学校に通うという選択肢だけではありません。
「海外留学」という選択もあります。

では、なぜ海外留学が不登校の学生にとって良い効果があるのでしょうか?
ここからは、不登校生が海外留学に行くメリットについて紹介します。
新たな場所で、将来の目標をが見つかる
海外留学は、今まで置かれていた環境から一気に変化し、将来の目標が見つかるきっかけとなります。

自分の見る世界が広がれば、自分がやりたいこと・目標が見つかりやすくなります。
実際に、海外留学を機にやりたいことが明確になったり、 「海外の大学に進学したい!」といった大きな目標を持ったりした元不登校生も多くいます。
海外留学は、将来の夢ややりたいことが見つかる良いきっかけになるでしょう。
全てがゼロからの再スタートになる
海外に行くことで、これまでの経験が一旦ゼロになり、気持ちを新たに再スタートできるというメリットがあります。
海外に行けば、不登校だった過去の自分を知っている人が誰一人といません。

さらには、日本の厳しい学校環境から開放されて、過ごしやすくなるというメリットもあります。
自由で、のびのびとした海外の学校であれば、気持ちが自ずとポジティブになるかもしれません。
このように、海外という新たな場所に行くことで、将来に向けての第1歩が踏み出しやすくなるでしょう。
中学生・高校生からの留学であれば、フィジー留学がおすすめです。

留学初心者でも挑戦しやすく、かつ馴染みやすい国だと言えるでしょう。
さらに、フィジーは留学費用が圧倒的に安く、アメリカやオーストラリアと比べて約3分の1の費用で行けるのもポイントです。
ぜひこれを機に、フィジー留学も検討してみてください。
まとめ:不登校だった過去を後悔するよりも未来を見よう
不登校を後悔するもしないも、自分の捉え方次第です。
せっかくなら不登校である自分を受け入れて、乗り越えて幸せに暮らせる方法を探るのが良いでしょう。

実際に、不登校期間の過ごし方や取り組んだことによって、これから後悔のない人生を送れるかも変わってきます。
不登校であることを悲観的に捉えることなく、不登校中でも意味のある過ごし方を考えてみてください。
この記事をシェア
この記事のあとによく読まれている記事
カテゴリー一覧
-
留学体験談
フィジー中学・高校留学中の学生たちが
学校生活・ホームステイ、留学生活での
「生の声」をお届けします。 -
留学コラム
SPFBのスタッフが英語学習や
大学進学などの
情報について発信します。 -
高校生ブログ
現地のカウンセラーによる、学生たちの
留学レポート内容をお届けします。