2021/09/28
「不登校は人生終わり…末路だ」と悩む学生へ。海外留学は人生が変わる機会になる
「不登校になったら、もう人生終わりだ…」
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなことは全くありませんし、いくらでも立て直せます。

不登校の期間は、長い人生のなかの1部。
今の過ごし方や考え方をちょっと変えるだけで、今よりももっと気持ちが楽になります。
今回は、不登校の学生がこれからの人生のために今できることや、不登校打開のための選択肢について解説します。
目次
「不登校の自分は人生終わり…末路だ」と悩むのはなぜ?
不登校になると、下記のように思い詰めてしまう人がたくさんいます。
- 「みんなはちゃんと学校に通っているのに、自分だけは通えていない」
- 「不登校は悪だ、自分は普通じゃない人だ」
学校に通うことは“当たり前”とされている世の中で、人生のレールを外れたような感覚になると思います。
不登校で悩む人は、まず「悩みの種」をはっきりさせることが大切です。
ここでは、不登校の学生に多い悩みの種3つを解説します。
進学ができないと悩んでいる
不登校の学生のほとんどが抱えているのが「もう進学できないのでは…」という悩みです。
学校に通うことが当たり前とされている世の中だからこそ、進学しないという選択に焦りを感じているのではないでしょうか?

たとえば高校進学の場合、 平日に毎日学校へ通う「全日制」だけでなく、午後〜夜間に通う「定時制」、基本的な授業は在宅で行う「通信制」があります。
さまざまなスタイルの学校があるため、自分に合った学校を選び学べば良いのです。

公立高校では、年間で30日以上の欠席があると、入学の審議対象としています。
不登校の生徒にとって不利になる出席日数をカバーするには、やはり「学力」が重要です。
進学を考えているのであれば、少しでも家で勉強することを心がけましょう。
【参考記事】:不登校から高校進学をするには?海外留学も1つの選択肢
自分が今するべきことが分からない
- 「自分が今するべきことが分からない…」
- 「自分は何もできない」
このように悩む人もいるのではないでしょうか?

毎日やるべきこと・やりたいことがなく、何もやらずに時間だけ過ぎていくこともあるでしょう。
しかし、不登校になったばかりの学生に必要なのは、第1に「休息」です。
過度なストレスを抱えてきたからこそ、ぼーっと過ごす時間や、家でゆっくりする時間が必要です。
何もせずに過ごす時間も、不登校から抜け出すための大事な時間だと捉えましょう。
そして、気持ちが落ち着いてきたら、自分の気持ちと向き合い、やりたいことを考え始めましょう。

何か手を出すことで、今後のやりたいこと・やるべきことが見つかるきっかけになります。
今すぐに何かしようと焦らずに、やりたいことを見つけるきっかけ作りをしていきましょう。
周りに相談する人がいない
- 「自分はひとりぼっちだ」
- 「相談できる人なんで1人もいない」
こう悩んでいる人も多いでしょう。

しかし、人に話すことで自分の気持ちが和らぐのは事実です。
自分の親や友達ではなく、第3者に話すようにしましょう。
学校のスクールカウンセラーやフリースクールの講師をはじめ、オンラインでチャットや通話できるチャイルドラインもおすすめです。
第3者なら、「学校に行きなさい」と強く言われることはありません。
自分の心のためにも、まずは第3者に気軽に話してみましょう。
【参考記事】:不登校はどうすれば克服できるのか?5つの解決策と助言を解説
不登校でも人生終わりではない。未来のために今できること
不登校の期間は、長い人生のなかのごく1部。
不登校だからといって人生終わりではありません。

ぜひ下記3つのことに取り組んでみましょう。
- 学校の勉強
- 数年後の目標を立ててみる
- 読書・映画鑑賞を楽しんでみる
それでは1つずつ詳しく解説します。
学校の勉強
まず1つ目が、学校の勉強です。
不登校の学生のなかには、「高校・大学に進学したい」と考えている人も多いでしょう。

しかし、そんなポイントをカバーしてくれるのが学力です。
少しでも勉強をして学力を上げておけば、より一層進学がしやすくなります。
また最近では、内申点や出席日数を一切考慮せず、当日のテストだけで進学できる高校もあります。
勉強を進めておくだけでも将来の選択肢が広がるので、少しでも学習時間を確保することをおすすめします。
数年後の目標を立ててみる
2つ目は、数年後の目標を立てることです。
今やるべきこと・やりたいことではなく、 「数年後にどうなっていたいか」を考えてみましょう。
そうすることで、未来から逆算して今やるべきことが見つかることがあります。

目標を持つだけでも、不登校中の毎日の過ごし方が変わっていきます。
読書・映画鑑賞を楽しんでみる
3つ目は、読書や映画鑑賞を楽しむことです。
一般的に、読書や映画鑑賞を通して共感したり感動したりすることで、感情がリセットされる効果があると言われています。

さらに、映画や読書を通して自分のやりたいことが見つかったり、日常の捉え方が変わったり、良いきっかけに生まれることもあります。
ぜひ本や映画を楽しむ時間を確保してみてください。
不登校からの海外留学が「人生の転機」になる人も多い
不登校からの復帰は、日本の学校に通うという選択肢だけではありません。
「海外留学」に行くという選択もあります。

ここからは、不登校の学生が海外留学に行くメリットについて紹介します。
見る世界が圧倒的に広がる
留学を通して新たな価値観を持つ人と出会ったり、今まで目にしなかったものに触れたりすることで、見る世界が圧倒的に広がります。

自分の見る世界が広がれば、自分の可能性も広がります。
実際に、海外留学を通してやりたいことが見つかった元不登校の学生もいます。
海外留学は、将来の夢ややりたいことが見つかる良いきっかけになるでしょう。
海外で新たに再スタートできる
海外に行くことで、気持ちを新たに再スタートできるというメリットもあります。
海外に行けば、過去の自分を知っている人が誰一人いません。

さらに、日本の学校環境から開放されて、過ごしやすくなるというメリットもあります。
日本の学校は、世界でもトップクラスで厳しい・自由度が低いと言われています。
特に不登校の学生は、以下のような日本の学校の特徴にストレスを感じている場合も多いです。
- 同調圧力
- 厳しい校則
- 学びたいことが選べない
自由でのびのびとした海外の学校であれば、気持ちが自ずと前向きになるかもしれません。
このように、周りの環境がガラリと変わる留学では、将来に向けての挑戦がしやすくなるでしょう。
英語力が自分の武器・自信になる
留学を通して得た英語力は、間違いなくこれからの人生の武器・自信になります。
英語力は、できるだけ早い段階で学んだ方が確実に習得できると言われています。

留学では「英語を使わなくてはいけない環境」で生活するので、現地の人や学校の友達・先生との会話を繰り返せば、自ずと英会話力が身に付きます。
中学生・高校生からの留学であれば、フィジー留学がおすすめです。
南国のフィジーは「世界1幸せな国」と言われ、国民みんながフレンドリーで話しやすいのが特徴。

ぜひこれを機に、フィジー留学も検討してみてください。
まとめ:「自分は不登校だし人生終わりだ..」と下を向く必要はない
不登校の期間は、長い人生のうちたった1部分です。
だからこそ、「不登校だから人生終わりだ」と下を向く必要は全くありません。
学校に通う方法は、全日制以外にもたくさんあります。
海外留学やフリースクール、通信制の学校など、自分に合う環境は必ず見つかるはずです。
ぜひ広い視野を持って、将来に向かってできることを少しずつ考えてみてください!
この記事をシェア
この記事のあとによく読まれている記事
カテゴリー一覧
-
留学体験談
フィジー中学・高校留学中の学生たちが
学校生活・ホームステイ、留学生活での
「生の声」をお届けします。 -
留学コラム
SPFBのスタッフが英語学習や
大学進学などの
情報について発信します。 -
高校生ブログ
現地のカウンセラーによる、学生たちの
留学レポート内容をお届けします。