2022/05/07
不登校生がひきこもりになる原因とは?長引くと将来にも影響あり
「不登校生のひきこもりが続いてしまう原因って?」
「ひきこもりを克服するためにはどうすれば良い?」
このように、ひきこもりに悩んでいる不登校生や保護者の方は多いのではないでしょうか。
実は、不登校になった場合でも、ひきこもりがずっと続いてしまうケースはほとんどありません。
理由は、長期的なひきこもりは、社会人になってからの仕事の対人関係などが原因であることが多いからです。
今は学校生活や将来が不安かもしれませんが、時間をかけて克服していけば大丈夫なので安心してください。
しかし、不登校生にとって、ひきこもりをできるだけ早く克服したいという気持ちがあるでしょう。
不登校生のひきこもりの原因と解決方法を、ぜひ参考にしてみてください。
目次
不登校生がひきこもりになる原因
学生がひきこもりになる原因は、「精神的に限界を超えてしまい疲れ果てている」からです。
下記3つが、不登校になる主な原因です。
1. 学業についていけない
2. いじめ・嫌がらせ
3. ゲーム・インターネットへの依存
しかし、 原因が何であれ、本人は登校に高いストレスを感じていることをまずは理解しましょう。
「不登校やひきこもりは甘えだ」という考えもあるかもしれませんが、本人もどうすれば良いか分からず悩んでいます。
これから不登校を克服していくために、ひきこもりの原因を詳しくみていきましょう。
【参考記事】:人生つまらない・疲れた高校生へ。海外留学で人生の価値観は変わる!
学業についていけない
1つ目に「学業についていけない」という挫折経験があります。
特にまじめな性格の人が、不登校になりやすい原因です。
・勉強できない自分を責める
・周りと比べて自信をなくす
・家族からのプレッシャーを感じている
「成績が良くないと周りに認めてもらえない」と、ストレスを感じているケースが多いでしょう。
いじめ・嫌がらせ
2つ目に「いじめ・嫌がらせ」などの対人関係があります。
この場合、他人が関係しているので、不登校を短期間で解決するのは難しいでしょう。
・クラスで周りからの視線が怖い
・嫌いな先生がいる
・部活で孤立してしまう
無理をして登校すると、さらに精神的なダメージが大きくなってしまいます。
周りの人は本人を無理に学校に行かせようとせず、寄り添ってあげるようにしましょう。
ゲーム・インターネットへの依存
3つ目は「ゲーム・インターネットへの依存」による、現実逃避です。
下記のような不満から学校生活で楽しさを感じられず、インターネットでのコミュニティに心地よさを感じてしまいます。
・普段、友達とうまくいってない
・周囲から認めてもらえず自信がない
・勉強や部活動で成績が残せていない
まずは周りの大人が、自信を持てるように本人を肯定してあげることが大切です。
ひきこもりが長引くデメリット
不登校がきっかけでひきこもりが長引いてしまった場合、下記のようなデメリットがあります。
1. 人間関係が家族だけになってしまう
2. 将来の生活に支障が出る
たとえば、 対人関係に自信がなくコミュニケーション力が下がると、仕事を続けるのも難しくなるでしょう。
よって、将来のためにも、できるだけ早く引きこもりを克服する必要があります。
ひきこもりが引き起こすデメリットを、詳しくみていきましょう。
【参考記事】:不登校…その後どうなる?選択肢を中学・高校生向けに紹介
人間関係が家族だけになってしまう
ひきこもりが続くと、会話する相手が家族だけになります。
・クラスの友人や先生と話す機会がなくなる
・自分か家族の考え方にしか触れられない
このような環境では、他人と話すハードルもますます上がります。
コミュニケーション力がつかず、不登校の解決策も見つけにくくなってしまうでしょう。
将来の生活に支障が出る
社会人として働くときに、会話不足が原因で、仕事がつらいと感じる可能性があります。
・自分と他人の違いを受け入れられない
・他人と比較して落ち込んでしまう
このように、人と会話したとき受け入れられないことが多く、必要以上にストレスを感じてしまうからです。
しかし、社会では学校よりもさらにさまざまな価値観の人が集まるため、意見を伝え合うことは欠かせません。
よって、仕事に行くのがつらくなり、引きこもり生活が長びいてしまう恐れがあるでしょう。
不登校生のひきこもりを解決するには?
不登校生のひきこもりを解決する方法は、下記の3つです。
1. 公的機関・精神科に相談
2. ひきこもりを認めてあげる
3. 生活リズムの乱れに気を付ける
ひきこもりを解決するには、「本人」「家族」「社会」のつながりを保つことが大切です。
どれか1つが欠けてしまうと、不登校の克服に時間がかかってしまうでしょう。
よって、つらいと感じたら周りに助けを求めることが大切です。
不登校を克服するための解決方法を、詳しくみていきましょう。
【参考記事】:不登校はどうすれば克服できるのか?5つの解決策と助言を解説
公的機関・精神科に相談
1人で悩みを抱え込まずに、公的機関や精神科に相談しましょう。
上記のような、「社会」とのつながりをもつことで、本人や家族にはない視点の不登校克服のための選択肢が見つかります。
ひきこもりを認めてあげる
家族は、不登校で悩んでいる子供の話を聞いてあげましょう。
「本人」と「家族」の信頼関係があると、不登校で悩んでいる原因を、本人が親に正直に相談しやすくなるでしょう。
親子間で信頼しあえているほど、解決策を見つけやすくなります。
生活リズムの乱れに気を付ける
夜型の生活が続くと、学校に復帰するのが難しくなります。
・自律神経が乱れる
・朝起きるのがつらくなる
・家族との会話が減る
このように、ひきこもりを悪化させてしまう恐れがあります。
食事を一緒にとるなど、できるだけ規則正しい生活をするようにしましょう。
ひきこもりが続く学生こそ「海外留学」は1つの選択肢
ひきこもりがちな不登校の学生は、「海外留学」で人生が変わることがあります。
理由は、海外留学そのものが新しいチャレンジとなり、自分に自信が持てるようになるからです。
・家族と離れて自立する
・新しい人との出会い
・言語が通じない国で過ごす
このように、留学先では大変なことが多い中、自分の力で生活しなければいけません。
しかし、不登校の原因の多くは「人間関係」や「自信のなさ」であるため、留学生活を送る中で自分に自信がもてるようになります。
不登校生にとっての「海外留学」のメリットをみていきましょう。
新しい価値観に出会える
海外で過ごすと、日本で暮らしていたときとは価値観が一気に変わります。
理由は、 今までにない出来事を経験することで、視野が一気に広がるからです。
・授業で生徒みんなが手を上げて意見を言う
・電車が時間通りにこないのは当たり前
・知らない人でも街中で話しかけてくる
このように、初めての海外は衝撃的なことばかりで、日本と同じ部分を探す方がむずかしいです。
新しい刺激に触れながら、充実した毎日を過ごせるでしょう。
自分が特異な存在ではなくなる
留学生活では、世界にはさまざまな人がいることに気づきます。
たとえば、 宗教、食事、服装なども人それぞれで、自分と他人は異なるという考え方ができるようになるでしょう。
日本は固定概念が強い国民性なので、自分の考えが少しちがうだけで、周りの友人と距離ができてしまうこともあるかもしれません。
他国からの移住者が当たり前の環境で、個性を尊重する文化を学び、生き生きと過ごすことができるでしょう。
将来やりたいことが見つかる
海外留学を通して、将来自分がやりたいことが見つかる学生は多いです。
理由は、海外の文化を身をもって体験することで、 日本では得られない視点で物事をみられるようになるからです。
日本は島国であるため、海外の文化や国民と関わる機会が非常に少ないです。
しかし、留学で海外の暮らしや文化に触れることで、人生を通してやりたいことが見つかるでしょう。
不登校生の海外留学なら「フィジー」へ
不登校生がひきこもりを克服するためにおすすめなのが「フィジー留学」です。
理由は、下記のようなフィジーの環境と国民性にあります。
・フレンドリーな国民
・発展途上国で自然が多い
・1年を通して温暖な気候
フィジーは「世界1幸福な国」と言われるほど、現地の人が暖かくコミュニケーションを大切にする文化があります。
弊社の「フィジー留学」でも、実際に不登校生が海外留学にきています。
他人と話すことに抵抗があったひきこもりの学生も、フィジー人の明るい性格のおかげで自然と心を開くことができたそうです。
これから人生を変えたい学生は、選択肢の1つとして「フィジー留学」をぜひ参考にしてみてください。
焦らずに自分のペースで少しずつ、不登校の克服に向けて進んでいきましょう。
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