2015/04/03

Fiji Nature Exploration!!

Bula Vinaka！

3月より春の体験留学生が加わり、バプロはますます若々しく賑やかな雰囲気に包まれています！

先日3/28（土）には、体験留学生を対象とした遠足「フィジーの大自然散策とナタラウ村訪問！Fiji Nature Exploration」が行われました！

当日はお天気にも恵まれ、学生達と共にとっても楽しく充実した時間を過ごすことができましたので、ほんの一部ですが皆さんにもシェアさせていただきます

事前に行ったオリエンテーションでは、スケジュールや村での注意事項、持ち物をしっかりと確認して当日に臨みました！
「帽子を被ってはいけない」「村の中では女の人はズボンを履いてはいけない」などの村のルールを聞いて、学生達も「え～！なんで？」「厳しい！」と早速カルチャーショック！？を受ける学生も。

因みに今回訪問することになったナタラウ村は、本校の校長先生が幼少から育ち現在も住んでいる場所で、ナンディ国際空港から車で約20分、学校からは約40分の場所にあります。
「Sleeping Giant（眠る巨人）」と呼ばれるフィジー人の象徴とされる山の麓に位置する村で、今でも伝統的なしきたりを重んじる由緒正しき村の一つです。

さて、当日は朝8時半頃に学校を出発、まずはナタラウ村を訪れて、セブセブ（入村の儀式）を体験しました！

初めてみる光景に、学生達は緊張しながらも興味深そうな眼差しで見つめ、とにかくたくさん写真を撮っていました☆

フィジーの儀式では必ず飲み交わされるカヴァ（植物の根を乾燥させて粉状にし、水に混ぜた飲み物）にも初挑戦し、「思ったより苦くない！」「おいしくない！薬みたいな味がする！」とそれぞれの感想を口にしながらも、初めての体験にみんな興奮気味の様子でした！

セブセブの後はお口直しに？ハニーレモンのジュースやフルーツのグァバを頂きながら、フィジーでの伝統的な織物作りを見学しました。

Reonは手織りで作られたバッグや帽子を身にまとい、みんなの前でダンスを披露♪
とにかく陽気で明るい村人たちは、それを見て大盛り上がりの大喜びでした！

着替えを済ませた後、村とはしばしのお別れ。
村人たちが学生たちの為にスケジュールを組んでくれたSleeping Giantでのワクワクするアクティビティーに向けて、いざ出発。

まずはランのガーデン散策。
ここにはなんと320種類ものランが育てられ、一年を通して開花している状態が見られます。

世界各国からの観光客が多く賑わっていたものの、美しい花に囲まれながら山の中を歩くのは、何とも気持ち安らぐ時間でした。

続いては乗馬体験

なんとほぼ8割の学生が、乗馬経験アリ！初体験の学生も含めて、みんな全く怖がることなく次々と馬に跨り、絶景の広がる山道をお散歩しました♪

帰り道に通ったパパイヤ園ではおみやげをもらい、パパイヤを抱えながら戻ってくるみんなの嬉しそうな顔！

そして最後はお待ちかねの泥温泉。

まずはバケツに入った泥を体中に塗り、乾かしてから温泉につかります。

周りにいた大人たちは、泥を塗って静かに乾くのを待っている様子ですが、さすがお年頃の学生達！早速泥合戦が始まりました!

「いつまで経っても乾かなくなるから、もう泥で遊ばないの!」と注意されたぐらいでは、へこたれません!

最後はみんなでゾンビごっこ.

そしていよいよ入った泥温泉の中は、生ヌルい温度でドロドロとしており、みんな声を揃えて「気持ちいい～!」「出たくな～い!」と大ハシャギ!

「そろそろ帰る時間が近づいてるよー！」と声を掛けられ、みんなシブシブ泥を落とし始めました.　
そして隣りのプールで泥をしっかりと落としてから最後にシャワーを浴びて着替えをし、お礼とサヨナラの挨拶をしに村に戻ります。

村に戻るとなんと！村人たちが、一つひとつ手作りの本物の花で出来た首飾りを手にして、みんなの帰りを待っていてくれました.
予期せぬプレゼントに、みんな大感動です！！

そして村人たちによる、フィジーの伝統的なお別れの歌、「イサレイ」の大合唱。耳をくすぐるような優しく美しいハーモニーに、ほんの一日居ただけなのに、ちょっと切ない気持ちになってしまいました。。。

帰る前にもサンドイッチやロティ、ケーキやフルーツなどを用意して頂き、最後の最後まで全力でおもてなしをしてくれた、フィジー人の底知れぬホスピタリティを感じる一日となりました

今回参加してくれた学生達も、この体験を通してフィジーの大自然や人々の温かさに触れることが出来る良い機会になったことと思います.

また次回、新たな体験留学生達とこの村に戻る日が待ちきれません.

前田