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【Ba Pro】大学受験インタビューVol.1 Yuzuki編

 

Bula
フィジー高校留学、Ba ProカウンセラーのMihaです。

今年も大学合格の朗報が次々に届いております。

本日は、超名門のI●●教養学部、J大学総合グローバル学部、およびM大学法学部と3校の合格を勝ち取ったYuzukiに、受験を振り返ってもらいました。


合格通知を手にしたYuzuki

Q: グローバル系で国内でも最難関と呼ばれる大学を始め、名門大学の合格、本当におめでとう!
大学受験について考え始めたのはいつ頃から?

Y10の終わりに、大学受験を終えた先輩の話を聞いてぼんやり意識するようになり、Y11修了後の一時帰国時に具体的に志望校を挙げ始めました。Y10、11と勉強が嫌になる時期があったので、大学に行くこと自体を迷った頃もありましたが、父が自分に合いそうな大学に片っ端から資料請求をしてくれて、その資料を読むうちに大学生活が面白そうだと感じるようになりました。そして、Y12が始まる時には志望校(学部)をざっくり10校前後に決めていました。

Q.志望校が決まった後はどんな準備をしていたの?

学校の成績については、Y11までそれなりの好成績を修めていたので、それを継続するよう努めました。
TOEICとTOEFLもY11のときに取得したスコアで受験に臨みました(※TOEFLはフィジー国内では受験できないため、一時帰国の際に受験)。

Y12になってからは志望理由書と小論文の対策です。Term 1は各大学、各学部への志望動機をぼんやりと妄想している程度でしたが、Term 2になってからはヒロさんのキャリアクラスに参加しながら具体的な対策に着手し、小論文はトフルゼミナールのSkype講座で対策していました。

 

Q:今振り返ると、いいタイミングで万全の対策が行えたのかな?

志望理由書については、もっと早期に着手すればよかったなと思います。実際に、提出期限が早かった大学に提出したものと、その後にブラッシュアップを重ねて提出した志望理由書は、出来が全然違うんですよ。大学のホームページを見る際にも隅々まで情報を見るようになるし、この大学ではこういう授業が受けられる、すると自分のこういう経験が活かせるな、ということが見えてくる。この大学でこの授業を受けたい、で終わるのではなくて、受けた末に自分がこうなりたいと語れるようになるんですね。

 


Yuzukiの登校風景

Q:そんな書類選考を経て各校の受験だったわけだけど、帰国子女やAOは大学によっても形態が様々だよね。今回合格した3校はどんな試験だったの?

■I〇〇

小論文とグループディスカッションでした。

小論文は「モノ、概念、定義の国際的な統一」について、文字数の制限なく好きに書けるものでした。

グループディスカッションは受験生3人、面接官3人にタイムキーパー1人という環境で行われました。テーマは『人工知能が人間を上回ったときに、人間は勉強をする必要がなくなるか』というものでした。

10分の時間が与えられて3人で語り合い、賛成反対を討論するのですが、こういう場では相手を言い負かすのではなく、最終的にみんなでいい結論に到達するよう努めました。ヒロさんのキャリアクラスでも人工知能について学んでいましたが、知識以上に考え方を問われる場だと思います。

議論が進むにつれ、フィジー留学の経験から他の受験生との差別化は図れたと実感しました。実はこの大学を受験したときは、他校から不合格通知を受け取ったタイミングだったので精神的には落ちていましたが、この時の手応えとしては、100点満点まではいかないまでも、合格ラインのボーダーには立てたのではないか?という感触でした。

■J大

小論文と面接でした。

この学部の小論文の過去問を見て、あまりに難解で完全に歯が立たないものだと思っていましたが、今年の小論文のテーマでは自分の意見を伝えることができたと思います。

面接は二人の教授から、志望理由書を見ながら質問を受けました。高校時代にどういうことをやったか、最近読んだ本は?といった一般的な質問が中心でした。

特に難しい質問はなかったのですが、自分の将来のビジョンを語った際に、政治経済学部や経営学部の方がいいのでは、と突っ込まれた際に、学部に対する理解を深めておくことの重要性を感じました。

この大学で思ったことは、面接は中身を濃くすることが大事だということ。特に、面接対策というと身だしなみやマナーをやりこむ人がいますが、それ以上に話の中身に時間を割くのが賢明です。また、スピーチ大会のように事前準備をしていったり、きれいごとを並べたりするのではなく、その場で考えてリアリティのある答えを話せるよう心掛けました。

■M大

一次選考が書類審査で、二次が小論文と面接(プレゼンテーション)でした。

面接では、3つのお題から一つを選択して、それについて5分プレゼンテーションを行い、その内容を補完する質問を受けるという形式でした。僕は自分のいた国の教育システムから見て、日本の教育をどう改善するかとういテーマで論じました。こういうときに思うのは、フィジーはネタの宝庫なので飛び道具みたいなものですよね。教育システムで言えば、学費無料だったり、ドロップアウトが多かったり。

志望理由についてもこの場で聞かれました。法学部についても、フィジーのケレケレというシェアの文化があるので、所有権の境界線が薄いけれど、フィジーにも窃盗罪がある、という話をしたら、そこにいた教授のほとんどが笑ってくれて好感触でしたね。


後輩に勉強法のアドバイスを行うYuzuki(一番左)

Q:それでは、フィジーの後輩のみんなにアドバイスをお願いします!

受験には、成績とTOEICとTOEFLを頑張ること、というのがベタなアドバイスだけど、それ以上に、フィジーでの毎日の生活や、毎日触れている文化、そこから得た学びの方が重要になってくると思います。

勉強やボランティアを頑張るのも大事だけど、もっと大きな枠組みの中で、日本とフィジーの違いを見つけ、その気付きを自分のモノにしておくと語れる引き出しが増えていきます。何かに気づいて、自分で調べて深掘りしてみる。それには結局、英語力が求められるんですが。

 

例えば、フィジーのテレビ番組って、ニュースとラグビーと国会中継しかない。国会中継なんて、フィジー人で見て理解できるのはどれくらいの割合だろう?それに比べて、日本ではEテレや池上彰の番組など、広く一般人を対象とした教育番組が多く存在する、という気付きを、教育学部の受験の際に話題にできる。

フィジーでは、ホームステイとのトラブルとか、モノを盗られたりとか、みんな不幸話のネタがあるじゃないですか。それを、ネタで終わらせるのではなく、どういう社会構造や文化的背景があってそうなっているのか?と突き詰めて考える癖をつけると面白いと思います。気づきって、偶然の産物でもあるので。

あとは、保護者の方のサポートも不可欠だと思います。自分の場合は特に、父が情報収集とスケジュール管理をしてくれました。僕はそういうことが苦手な人間なので…両親のサポートがなければキツかったと思いますね。

みなさんの健闘を祈ります!